価格改定のお知らせ

2020年4月より以下の通り価格の改定を予定しています。

里山エンジンは利益を追求する企業ではありません。里山で暮らしてみて自然の中で生活するというのは素晴らしい事だと思いましたが、現実は過疎化・少子化が激しく、世の中は都市集中型になっている事に将来の不安を感じています。
インターネットという情報網の充実、宅急便などの物流の充実した現代社会で都市集中型である必要性が薄らぎ、クラウドという言葉が当たり前になっているように、人がもっと分散し、自分の好きなライフスタイルを送れるような「自由」を手に入れる事ができるような時代の創生を担っていきたいと考えると「お金」というものも必要です。子供たちに「僕の夢」「私の夢」なんて作文を書いてもらって夢を叶えるお手伝いができたり、日本人の「食」を支える一次産業を支えるお手伝いをしたり、災害などで困った人に何かできる事がないかと考えたり。そんな事ができるような企業を目指していますので、ご理解ご協力お願いします。

①改定前の商品価格 ②改定前の送料 ③改定前の購入価格
④改定前の価格に消費税を加えた価格
⑤改定後の価格(送料、消費税を含む)
⑥改定前の価格からの差額
⑦ 改定前の価格に消費税を加えた場合のからの差額

改定の理由

①消費税の課税
 2017年から売上が1000万を超えるようになり、2019年より消費税の課税が始まりました。2019年10月には消費税も10%になり、税込み表示で販売していたので実質的に10%の値引きという形になっています。販売当初から税別の販売をしていればよかったのですが、課税業者でないのに消費税を頂く事に抵抗がありずっと内税という形をとらせて頂きましたが、負担も大きくなってきました。

②雇用
 2017年に一度だけ社員を迎えた事がありましたが、3ヶ月ほどで退職してしまいました。家族に手伝ってもらう事はありますが、ストーブガードの製作に関しては一人でやってきました。シーズン中は月間400時間を超えているのですが、好きな仕事なので別につらいという事はありません。ただ・・・注文数が増えるに従って、もし自分に何かあったら完全にストップしてしまうという不安がつきまとうようになりました。創業当時は設備も貧祖なものでしたが、一人で働く事によって設備投資に回す資金もできて現在はそれなりに設備も整ったと思っています。2019年の11月から手伝いを迎えました。仕事の少ない田舎の暮らしはみんなであっちに行ったりこっちに行ったりしながら生計を立てていくのは良いのではないかと思います。今後ももっとたくさんの人を迎える事ができるようにしたく、そのためにはもう少し収益も上げる必要がありますし、設備も増強する必要があります。

③送料の値上げ
 全国一律1200円という送料設定をさせて頂いています。
全国どこに住んでも同じサービスが受ける事ができるようになりたいと考えています。運送会社さんに全国一律同額という設定はないのですが、平均したところで設定しました。値下げ合戦を繰り広げてきた運送会社さんの体制も変わり、2019年から運賃が2割ほど値上がりしました。私が通販等で購入する際に送料が高いとちょっと敬遠してしまう事もあり、そこは商品の価格設定で吸収した方が良いと判断しました。

④価格バランスの改善
 ストーブガードは2011年に「アラジンストーブガード」としてアラジンストーブ用のストーブガードとして販売を始めました。現在のようなバリエーションはなく、型番もなく現在のSG456504のみを「アラジンストーブガード」として販売していたのですが、お客様からの要望を受けて様々なストーブのサイズに合わせた製品を作るようになり、現在に至っています。
新たに追加した商品に関しては販売台数が少なかったので、アラジン用より手間がかかるなどの理由でアラジン用より高い価格設定をさせて頂いていますが、他のサイズの注文も増えて製作工程も変わらなくなってきました。気になる事としてトヨトミのレインボーストーブ等のお客様で、アラジン用が安いという理由でアラジン用をお使いになっている方がいらっしゃるのではないか?などあります。SG4056やSG4557などは小さいのにアラジン用より高いと思われる方もいらっしゃると思います。今回の価格改定で製品間の価格バランスを整える事にしました。SG4565の価格を他と揃える事によって、以外は消費税を外税にするよりも安く設定させて頂きました。

⑤キャッシュレスによる手数料の負担
 今まで銀行振込と代金引換の2つの決済方法でしたが、時代はキャッシュレスに向かっていてクレジットカード決済を避けて通れないと判断し近いうちにクレジットカード決済の導入を予定しています。当然の事ながらカード会社に手数料を支払う事になりますので、その辺も加味して価格設定をさせて頂きました。