もし席替えがなかったら・・・

田舎の小学校は年々児童数が減り、娘が通う小学校の同級生は7名、全校児童数は38名です。
移住当初に長男と次男が通った小学校は同級生がいませんでした。入学式も一人です。
そんな状況ですから、クラスはありません。
サザエさんを見ていて、「〇年〇組 磯野かつおクン」という呼び出し放送を聞いて
長男が「組って何?」と聞いたのは驚きでした。
僕は一学年200名ぐらいで5クラス程度あって、全校生徒は1000名を超えていましたから
名前もしらない、話したこともない人も多くいます。
3年と5年に上がるときにクラス替えがあって、廊下に張り出されるクラス名簿にドキドキした記憶があります。
「やったーあの子と一緒」
「え~あいつと一緒・・・隣の席にならなかったらいいな~」
などなど・・・・

田舎ではいろんな集落毎の活動があり、その中では班という組織があります。
ふと思った
「引っ越さない限り一生この関係が続くんだな」
席替えのない学生生活
小学校から中学校、高校、就職しても退職してもずーと隣の席は同じ人
なんか嫌じゃないですか?

進学や就職で席を外れても、戻ったらあいつが隣に座っていると思うと戻りたくない
なんて思う人多いんじゃないかな

逆に、あいつがいるから早く戻りたい
憂鬱な学校生活もかわいいあの娘がいれば、学校が楽しみになる。みたいな・・・

こんな町に住みたいな~と思えるような町づくりをしていかないと
未来は暗いな。と思うこの頃です。

まずは、「陰口ゼロ」にならないかな・・・

さあ今日も一日頑張ろう(^^)/